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華僑資本のベトナム製菓メーカー最大手です。 主力製品はパン、クッキー、クラッカー、月餅、スナック菓子の5つで、いずれも市場シェアは1位です。 この中で、クラッカーの国内シェアは52%、クッキーの国内シェアは45%と高いシェアを持っています。 同じグループ(キンドグループ)にはノースキンドとチベコ飲料がありますが、 ノースキンドとは2007年1月に合併予定で、2005年のキンド食品とノースキンドを合わせた ベトナムの製菓業界におけるシェアは35%です。 ほかには、オーストラリアのウォールズアイスクリームの株式40%を買収して キンドアイスクリームという会社を設立し、アイスクリームの製造も行っています。 国内のライバル企業としては、菓子パン分野ではドク・ファット社、キャンディー、 中秋月餅部門では、ビエンホア製菓株式会社、ハイハ社などがあります。 ベトナムのお菓子業界の成長率は、年率10〜15%とGDP成長率を上回っており、 ベトナム人の所得が上昇した結果、お菓子の消費量が増えていると考えられるでしょう。 しかしながら、お菓子の消費量は爆発的に増えるということは考えにくいですから、 お菓子業界は特に目立った成長市場というわけでもありません。 ただ、かつての日本で、明治製菓やカルピスが「資産株」といわれたことがあるように、 現段階のベトナムにおいて、この業界は毎年安定してGDP以上の成長を遂げる業界であると 考えられており、同社はベトナムの典型的なブルーチップ(優良株)として認識されています。 |
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主要製造品は菓子類、キャンディー、イースト製品、キャンディー製品が全売上の60%を占めます。 菓子製品部門ではビスケット、クッキー、スナック、ケーキなど73製品を製造し、全売上げの30%を占め、 年間生産能力は、菓子類18トン、イースト18トン、キャンディー29.5トンです。 売上に占める各製品の割合は、菓子類30%、キャンディー60%、その他10%となっています。 うち国内向けが96〜97%を占め、残りの3〜4%が輸出向けです。 国内のライバル企業としては、キンド食品、ハイハ製菓、ハイチャウ製菓、クワンガイ製糖など、 外資系企業ではビナビコ−コトブキ製菓、Perfettiベトナム社などがあります。 2002年には460億ドンを投じ、製造ラインを増設したほか、2003年には683億ドンを投じて 中秋月餅、クラッカー製造ラインを増設、2004年には455億ドンを投じ商品数の増強、 キャンディー製造ラインの増強を行っています。 同社の製品は11月中旬にハノイ市で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)への 提供製品として受け取られました。 高級スポンジケーキ「Hura」、ハッカや生姜風味の飴「Migita」、 新発売の飴「Volcanno」などを提供しています。 また、同社製品はベトナムで2004年に開催されたASEM5(第5回アジア・欧州会議)でも 正式提供製品として選ばれたことがあります。 |
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