ホーム>「これってどうなる?」ベトナム株式市場の疑問を解決 |
|
当サイトは情報提供が目的であり一部主観及び意見が含まれている場合があります。当サイトの情報に基づいて被ったいかなる 損害についても一切の責任を負いかねます。投資判断は他の資料なども参考にしてご自身でなされるようにお願いします。 当サイトの内容の無断転載・使用は禁止いたしております。/Copyright (c) ベトナム株の掟 2007 All rights reserved |
![]() |
ベトナムの株式市場では、外国人に安易に買収されることを防ぐ目的で、 1つの銘柄について外国人が保有できる持ち株の比率に上限を定めています。 外国人の保有制限は、次のようになっています。 1.国の基幹分野の上場企業の場合(銀行など) 30% 2.1以外の上場企業の場合 49% 3.店頭取引(OTC)企業の場合 30% 外国人の場合、持ち株規制があるため、「その企業の株を買いたい!」と思っても、 規制枠いっぱいまで外国人が保有していると、外国人で売ってくれる人がいないと買えません。 外国人投資家による保有比率は、証券取引センターによって、毎日報告されています。 |
![]() |
2006年12月時点では、ベトナムには40の証券会社があります。 日本の証券会社の口座を2〜3つくらい持っている人は多いと思いますが、 ベトナムでは、1つの証券会社でしか口座を開くことができません。 そのため、新しい証券会社に口座を開く場合は、 それ以前に取引をしていた証券会社の口座は閉鎖する必要があります。 |
![]() |
万が一、取引している証券会社が倒産しても、上場銘柄であれば保有株は完全に保護されます。 なぜなら、購入した株は証券会社が預かるわけではないからです。 日本では、「ほふり」という証券保管振替機構が株券を預かり、 売買の続きを簡素化する仕組みがありますよね。 これと同じような形で、株券は国営機関が預かってくれるため、 証券会社が倒産しても100%保護されるので安心できます。 なお、OTCやIPOで取得した銘柄は、証券会社で預かってもらうことになりますが、 名義書き換えが終了していれば、証券会社が勝手に売ることはできません。 また、ベトナムでは、証券会社が直接現金を預かることは、ほとんどありません。 証券会社に口座を開く際には、必ず証券会社指定の銀行に証券取引専用の決済口座を 開設する必要があり、売買代金の決済はこの口座を経由して行われます したがって、通常はこの口座にお金を預けることになります。 この証券取引専用の決済口座は、証券会社が開設を代行してくれるケースが多いようです。 株を売買し、決済する際は、この口座からお金が引き落とされます。 銀行には 預金保護機構があり、決済口座のある銀行が倒産した場合には、 1億ベトナムドン(約74万円)までは保護されることになっています。 |
![]() |
ベトナムの信用取引は、銀行に現株を担保として差し入れることで、資金を借り、 そのお金で投資をするというものです。 ベトナムの信用取引は、日本の信用取引とは異なり、強制決済はありません。 そのため、、落ちるところまで、どこまでも落ちてしまうということになりかねません。 こういう仕組みがあるということも、頭の片隅に入れておきましょう。 |
まとめノート(株や現金は保護される?) ・買った株は、国営機関が預かるので、証券会社が倒産しても100%保護される ・現金は証券会社ではなく、銀行の証券取引専用の口座に預ける ・銀行が倒産した場合、1万ベトナムドンまで保護される |
おすすめ証券会社 | |||||||||||||
|
|||||||||||||
|
「これってどうなる?」ベトナム株式市場の疑問を解決 |
【 ベトナム株の掟 】 | 〜新興国投資に挑戦しよう!〜 |
---|