ベトナムの成長率は、中国・インドに負けていない!    教育水準が高いのは、経済が成長する条件の一つ
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ベトナムの賃金の水準を他国と比べながら見ていきましょう。
もともとは賃金(月額)はドル表示だったのですが、イメージが沸きづらいので、
1ドル=115円で算出し、円表示しています。

賃金の高い都市順に並べています(順番は多少アバウトです)。
ベトナムの一般工職の賃金は、日本の約20分の1です。
つまり、現在の日本の20分の1のコストでの労働力提供が可能だということです。
中国の人件費も低いですが、ベトナムはその半分程度の水準です。
ベトナムに工場を作って、現地の人を雇えば、人件費が少なくて済みますよね。
安価な労働力を求めて、ベトナムへ直接投資が増えることが考えられます。
(その土地の文化との兼ね合いもありますが)

この表を作る時、電卓を叩きながらパソコンに数字を打ち込んでいたのですが、
見ているだけの時とは違って、多くのことに気付きます。
例えば、一般工職と中間管理職の賃金の開きが大きい地域と小さい地域があります。
横浜は一般工職が約34万円、中間管理職が約53万円なので、
中間管理職の賃金が一般工職の約1.5倍です。
しかし、その他の国は約5〜10倍とかなり賃金に開きがあり、
クアラルンプールは、中間管理職の賃金が一般工職の約8倍です。
試しにクアラルンプールの例に当てはめてみると、
日本の一般工職の賃金を30万円とすれば、部長や課長などの賃金が240万円になります。
そこまでお給料の高い中間管理職の方は、日本中を探してもなかなか見つからないでしょう。
欧米諸国を調べていないので、明確な答えは出せませんが、この表を見る限りでは、
経済が安定してくると、賃金の開きが小さくなる傾向にあるようです。
地域  一般工職 エンジニア 中間管理職
横浜 343,160 445,165〜514,625 531,760
シンガポール 52,325〜69,460 191,820 325,565〜362,710
クアラルンプール 23,575 90,850 188,945
上海 19,780〜34,615 38,410〜68,195 88,780〜174,915
北京 9,671〜18,916 25,601〜54,046 38,401〜203,386
深セン 11,500〜28,405 21,390〜71,300 57,040〜113,965
ニューデリー 12,075〜27,485 34,845〜57,270 84,755〜140,185
ホーチミン 12,765〜21,275 28,635〜42,895 65,780〜121,210
マニラ 20,930 32,085 74,635
ハノイ 9,200〜18,745 23,115〜44,275 51,865〜76,015
バンコク 16,790 36,340 67,160
ジャカルタ 15,065 31,050 71,070
ヤンゴン 1,955〜3,795 3,220〜10,235 6,440〜25,530
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